建設後の動き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/19 17:39 UTC 版)
長良川発電所完成後、1921年(大正10年)から翌年にかけての事業者再編で名古屋電灯は東邦電力となる。太平洋戦争中の1942年(昭和17年)には配電統制令により東邦電力から中部配電へと出資。さらに戦後1951年(昭和26年)5月1日実施の電気事業再編成では中部電力へと譲渡された。出力は4,200キロワットのままである。 1981年(昭和56年)8月、全面的な改修工事が竣工した。改修により従来のフォイト製水車・シーメンス製発電機に代わって日本工営製水車・富士電機製発電機が据え付けられ、発電所出力も4,800キロワットへと引き上げられた。置き換えられた水車・発電機のうち1組は歴史的価値が認められ、発電所構内で保存・展示されている。 その後2000年(平成12年)に登録有形文化財に登録、2001年(平成13年)には発電所関連施設が登録有形文化財に登録、2007年度(平成19年度)に近代化産業遺産に認定された。
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