建設後の影響とは? わかりやすく解説

建設後の影響

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/02 02:36 UTC 版)

淞滬鉄道」の記事における「建設後の影響」の解説

淞滬鉄道建設後南側上海共同租界のすぐ隣となった20世紀はじめ共同租界は同鉄道東側に北四川路(現在の四川北路)、竇楽安路(多倫路)、施高塔路(山陰路)、狄思威路(溧陽路)などの租界を跨ぐ通り虹口公園などの公共施設建設され中等ランクコミュニティー形成していた。住民広東人日本人比較多かった。これと競うように、同鉄道西側の閘北地区にも宝山路、宝通路興路、天通庵路などの通り商務印書館などの商工業企業文教機構設置された。これにより、同鉄道南側都市繁華街通過する鉄道となり、宝山路、虬江路など多く道路が同鉄道平面交差していた。1932年第一次上海事変一二八事变)と1937年第二次上海事変(淞沪会战)の際は、同鉄道両側日中両国軍隊最前線となり、激烈な争いとなった。この戦火の中で同鉄道破壊され大部分再建されたものの、再建することができず、没落した地区もある。

※この「建設後の影響」の解説は、「淞滬鉄道」の解説の一部です。
「建設後の影響」を含む「淞滬鉄道」の記事については、「淞滬鉄道」の概要を参照ください。

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