廃止までの経緯と事後対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 01:26 UTC 版)
「バスカード (西鉄バス)」の記事における「廃止までの経緯と事後対応」の解説
西鉄は、2008年5月18日にICカード「nimoca」を導入した。電車・バスの利用だけでなく、電子マネーとして買い物などにも利用でき、チャージを繰り返すことにより何度でも利用できるメリットがある。バスについては当初は那珂川営業所のみであったが、他の営業所でも導入が進められていった。 このため、西鉄は2009年4月1日、バスカード廃止を発表し、路線バス全車両への導入が完了する2009年9月いっぱいで販売を完全終了した。その後、2009年度いっぱい(2010年3月31日)で取り扱いを完全終了し、順次バスカードリーダーを撤去。以後5年間、手数料なしで払い戻しを行う。 払い戻しについては、以下の数式で額を決定する。 残額 ×(発売額 ÷ 発売時の利用可能額) = 払戻額(10円未満は切り上げ) 例 発売額10,000円(利用可能額11,500円)のカードが2,000円分残っていた場合2000 × (10000 ÷ 11,500) = 1739.13 → 1,740円 なお、西鉄電車・福岡市営地下鉄との共通券である「よかネットカード」についても、バスについてはバスカード終了と同時に利用を取り止めた(西鉄電車・地下鉄では2011年10月31日まで利用可能だった)。 2014年度いっぱい(2015年3月31日限り)で払い戻しを終了した。
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