幼稚園・小学校・ホール・体育館など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 14:42 UTC 版)
「上履き」の記事における「幼稚園・小学校・ホール・体育館など」の解説
一般的には専用の靴が売られていることが多い。下履(外履き)とは異なる上履き独特のメッシュの素材などのものもあるが、普通は白の布、またはビニール製で甲にゴムテープを通したもの(バレーシューズ)、甲の部分に半円形のエラスチックゴムが入ったもの(前ゴムシューズ)、前ゴム部分が三角形でつま先と横に色付きのゴムが付いているものなどが使われている。 学校によっては、上履きは足を締めつけるのではかせるべきでないと、上履きを用いず、裸足で生活するところ、もしくは素足に鼻緒付きの履物をはくことが健康によいとしてビーチサンダルやスリッパ(俗に便スリと言う)それに草履(畳表の学校向け健康ぞうり、布製の手作りのぞうり、竹皮ぞうり、わらぞうり)などを用いるところもある。これらをはだし教育と呼ぶ。このような学校では運動場での体育などのときも裸足で生活する例が多い。農村部などの学校の一部は伝統的に上履きの習慣がない、または上履きを嫌う児童がいるため、全員あるいはほとんどの児童が裸足で生活している学校も多い。学校内では履物をはかないことで足が開放されることになる。 北海道や東北の一部、北陸の一部などの小学校や幼稚園は、外ではくような普通のスニーカーや運動靴などを「上靴」としている。東京都でも区によっては、教室では上履きを使用せず、体育館だけで専用の靴を用いる小学校がある。神戸市や沖縄県でも学校によっては上履きがなく、土足のところがある。
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