幼児・児童以外からの評価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 22:58 UTC 版)
「子供向けアニメ」の記事における「幼児・児童以外からの評価」の解説
「おたく#おたくの変遷」も参照 日本では1970年代中盤までは、あくまで「アニメは子供のもの」という認識が強かったが、メインターゲットの幼児・児童のみならず、中学生以上のティーン層や成人までに人気を博す作品もあり、これらの作品ファンは俗に「大きいお友達」と呼ばれる。 おもに中学生以上を対象に入れた漫画やゲームなどを原作とした作品や、かつてからの視聴習慣や、大人でも楽しめる内容の奥深さを見出されている作品、『おねがいマイメロディシリーズ』のように元々キャラクター自体の人気が高い作品などが挙げられる。『妖怪ウォッチシリーズ』のように制作側も保護者をはじめ大人の視聴を見越し、意図的に往年の作品パロディや流行語など「大人にしか分からないネタ」を入れているケースもある。 『美少女戦士セーラームーンCrystal』『カードキャプターさくら クリアカード編』『魔女見習いをさがして(『おジャ魔女どれみ』スピンオフ映画)』などは、かつてシリーズを視聴していた大人層を対象にした続編・派生作品として発表されている。 逆に、本来は高めの年齢層を対象としていたものの、アニメ化およびその放送が長期に渡る事で結果的に視聴者が低年齢層に偏るケースもあり、時には内容が「子供の視聴にふさわしくない」として保護者やスポンサーから批判や論争の的となる事もしばしばある。『ちびまる子ちゃん』や『クレヨンしんちゃん』は、本来は小中学生・青年向け漫画が原作であるものの、アニメ化により原作にあったブラックジョーク的な要素が次第に薄れ、ファミリー向け路線へと作風が変化していった。
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