平衡機能障害(dysequilibrium)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 16:41 UTC 版)
「めまい」の記事における「平衡機能障害(dysequilibrium)」の解説
立ち上がったり起き上がったりした時に、身体が傾いてしまう感覚。反射系と中枢系の連携障害、体平衡系の異常によって起こる。
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平衡機能障害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/19 23:57 UTC 版)
平衡機能障害(英:disequilibrium、独:Gleichgewichtsstörung)は反射系と中枢系の連携障害、体平衡系の異常によって起こる現象で、原因を大別すれば、内耳を含めた末梢神経系(前庭系)の障害と中枢神経系の障害とがある。 末梢前庭系の病態による障害では、急性に発症する場合と緩やかに発症する場合とで病態が異なる。急性期の発症では反復性のめまいとともに方向一定性眼振、耳症状を伴う。頭位変化が大きく影響し、嘔吐が見られることがある。主に内耳障害、メニエール病、耳硬化症、突発性難聴などがある。比較的緩やかに進行する場合には中枢性の代償によりめまい感、眼振は少ない。 急性に発症する病態については「空間識失調」を参照 一方、中枢神経系の病態により発症する平衡機能障害は注視方向性眼振や他の神経症状を伴う。主に小脳や脳幹など体平衡に関係する部分の異常による循環障害(脳血管障害など)、変性疾患、腫瘍などがある。中枢系の病態に認められるめまいは軽症ではあるが持続性である。
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