前庭性運動失調症
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/22 01:55 UTC 版)
前庭性運動失調症(英:vestibular ataxia、独:vestibulare Ataxie)は前庭迷路性失調症ともいう。前庭機能障害に由来し、その多くは耳科的、内耳性障害性疾患の存在に起因し、もしくはそれらの後遺症として引き起こされたものである。メニエール病、突発性難聴、またストレプトマイシン、カナマイシン、ミノサイクリンなどの薬物中毒による前庭神経の障害、外傷、梅毒、音響外傷、耳硬化症、内耳炎やその続発症などがある。前庭迷路血管に血行障害のある中枢性めまいにも認められる。一般に平衡機能障害の状態であり、めまいには耳症状を伴い、方向一定性眼振(前庭性眼振)を示す。
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