前庭とマルクの塔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 14:17 UTC 版)
16世紀、シェール川の上にシュノンソー城を築く際、トマ・ボイエは城の本丸と、マルク家の頃の本丸だけが残っていた製粉場を破壊した。マルクの塔については、ルネサンス様式に作り変えた。 前庭は、堀が整備される以前の中世の城のレイアウトを残している。塔の隣には、美しく装飾されたキメラと鷲があるが、これはマルク家の紋章である。 城に沿って歩くと、かつての製粉場の橋脚に当たる部分に年月を経た入り口がある。フランソワ1世の時代に彫刻と絵を施された木がある。左側にはトマ・ボイエ、右側には妻カトリーヌ・ブリコネー、つまりシュノンソーを建築した夫婦の紋章が描かれており、トップにはフランソワ1世の紋章サラマンダーと「フランソワとクロード、神の恵み深きフランス王と王妃」という銘がある。
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