平和歩行計画 (Peace walker project)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 15:30 UTC 版)
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敵国からの核攻撃に対する報復の不確実さという核抑止理論に基づき、その判断を人ではなくAIに任せ、適切な場所に移動しながら報復行動に行う核兵器搭載歩行戦車の研究開発・試験を行う計画。CIA中米支局長であるホット・コールドマンによって立案された。研究の拠点はコスタリカとニカラグアに点在。姿勢制御AI(レプタイルポッド)はハル・エメリッヒの父親であるヒューイが、報復の判断を行うAI(ママルポッド)はストレンジラブ博士によって開発されていた。ママルポッドは特殊部隊の母とも呼ばれていたザ・ボスを基にして作られていたが、スネークイーター作戦の真実が内包されていない状態のため物語後半まで未完成だった。しかし、スネークの沈黙によってAIは完成。ニカラグアの米軍基地で偽装データによる報復攻撃の実地試験を行っていた。デモンストレーションであるピースウォーカーによる核発射目標は当初MSFのマザーベースだったが、ラモン・ガルベス・メナ(ヴラジーミル・アレクサンドロヴィチ・ザドルノフ)によってキューバに変更された。MSF及びサンディニスタの突入により核攻撃を阻止したかに見えたが、コールドマンが死の間際にソ連からの核攻撃をシミュレーションした偽装データをNORADに転送。偽装データと本物の核ミサイルとは区別がつけられないため報復攻撃寸前という最悪の状態となったが、ピースウォーカー自らが海に沈むという形で全面核戦争は阻止された。
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