帯広叢書とは? わかりやすく解説

帯広叢書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 17:26 UTC 版)

帯広市図書館」の記事における「帯広叢書」の解説

アイヌ研究者であった吉田巖整理収集した資料伝えるために刊行されている叢書である。吉田教員としてアイヌ児童教えかたわら赴任地域のアイヌ文化郷土史調べ膨大な記録資料残した調査成果吉田自身によって学術雑誌などで発表されるとともに、その草稿資料帯広市教育委員会によって編纂され、1955年から「帯広市社会教育叢書」として発刊された。吉田高齢になったことから、1960年12月第6巻発行をもって刊行中断されたが、1963年吉田没後、遺された資料(以下、「遺稿資料」)の多く遺族らの厚意によって帯広市寄贈された。「遺稿資料」は帯広市図書館保管することとなり、1964年から叢書発行再開された。1972年第16巻からは「帯広叢書」に改題された。年1回程度発行続け2013年3月には第65巻が発行されている。アイヌ文化・歴史分野において、個人が遺した記録関係資料継続的に整理刊行している数少ない取り組み一つである。

※この「帯広叢書」の解説は、「帯広市図書館」の解説の一部です。
「帯広叢書」を含む「帯広市図書館」の記事については、「帯広市図書館」の概要を参照ください。

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