師団情報隊・旅団情報隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 05:12 UTC 版)
「情報科 (陸上自衛隊)」の記事における「師団情報隊・旅団情報隊」の解説
第2情報隊 第2情報隊は、旭川駐屯地に駐屯する第2師団の隷下部隊の情報科部隊である。作戦基本部隊である師団の作戦地域全般にわたり、新たに装備された無人偵察機(UAV)「スキャンイーグル」により、監視・偵察活動を行う部隊であり、師団司令部の情報業務の支援を任務とする。 第6情報隊 第6情報隊は、神町駐屯地に駐屯する第6師団の隷下部隊の情報科部隊である。作戦基本部隊である師団の作戦地域全般にわたり、新たに装備された無人偵察機(UAV)により、監視・偵察活動を行う部隊であり、師団司令部の情報業務の支援を任務とする。 第8情報隊 第8情報隊は、北熊本駐屯地に駐屯する第8師団隷下部隊の情報科部隊である。師団隷下部隊として最初に編成された。作戦基本部隊である師団のためのUAVによる監視及び偵察、並びに師団司令部の情報業務の支援を任務とし、新たに装備された中域用UAVをもって、師団長の迅速な 状況判断、遠距離・早期からの火力発揮に資するため、洋上から作戦地域全般にわたり 監視・偵察を実施する。また、司令部第2部の情報業務を支援するため、情報処理班による収集・処理を実施し、多様な情報ニーズを迅速・確実に処理して、師団長の状況判断に資する情報資料を提供する。部隊のシンボルは、熊本市の鳥「四十雀」で、鳴き声を組合せて仲間に伝える能力(情報処理)、飛翔(UAV)、金色の姿は、情報全般の象徴(金烏=きんう)をイメージしている。 第14情報隊 第14情報隊は、善通寺駐屯地に駐屯する第14旅団の隷下部隊の情報科部隊である。作戦基本部隊である旅団の作戦地域全般にわたり、新たに装備された無人偵察機(UAV)「スキャンイーグル」により、監視・偵察活動を行う部隊であり、旅団司令部の情報業務の支援を任務とする。部隊は50人で編成され、無人偵察機が配備されるのは全国で4か所目となる。 第15情報隊 第15情報隊は、那覇駐屯地に駐屯する第15旅団隷下部隊の情報科部隊である。無人偵察機(UAV)「スキャンイーグル」を運用し、沖縄県の離島への不審船接近などを監視・偵察活動を行い、南西防衛の第一線部隊である旅団の任務達成に必要な情報収集と関係部隊に対し迅速な情報提供を任務とする。
※この「師団情報隊・旅団情報隊」の解説は、「情報科 (陸上自衛隊)」の解説の一部です。
「師団情報隊・旅団情報隊」を含む「情報科 (陸上自衛隊)」の記事については、「情報科 (陸上自衛隊)」の概要を参照ください。
- 師団情報隊・旅団情報隊のページへのリンク