市政・活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 04:20 UTC 版)
育鵬社の教科書を採用 2015年5月25日に開かれた金沢市総合教育会議で、山野は教科書採択の方針などについて言及。「学習指導要領が改訂されたときに『神話を大切に』ということがあった。思わず私は膝を打った。国の成り立ちである神話をできるだけ子どもたちに分かりやすく伝えることが大切な方針ではないか」「私は偉人教育にずっとこだわってきた。人物に分かりやすく焦点が当たっているものを方針として考えてもいいかと思う」「日本語が最も美しいといわれているのは、五七調の言葉である。以前、議会の質問で、憲法について質問を受けた。やはり憲法を考える際、美しい日本語ということについても議論をしていってほしい」と述べた。この発言が教科書採択への示唆を与えたとの指摘が地元の教育関係者から挙がる。山本由起子市議は市議会本会議で山野に対し、「首長としての政治的中立性の則(のり)を超えたとの認識はないか」と質問した。 同年9月1日、金沢市教育委員会は、市立中学校24校で翌年から4年間使う歴史の教科書に育鵬社版を採択したと発表した。採択の会議では最終的に育鵬社と帝国書院の2社が残り、4対3で前者が決まった。 2020年夏、他社版に切り替える動きが全国で相次ぐも、金沢市教委は同年9月1日、市立中学校で翌年から4年間使う歴史の教科書について、育鵬社版を引き続き採択したと発表した。 その他 2018年11月28日、バチカンのバウロ六世ホールでローマ法王フランシスコと謁見し、法王を金沢市に招請した。全国では、ローマ法王と謁見した6人目の首長となった。 同年4月28日、新型コロナウイルス対策の財源に充てるため、自身の5月から2021年3月までの月額給与を20%減額する条例案を市議会臨時会に提出した。副市長については10%減額する。同日、同条例案は全会一致で可決された。 同年12月、LGBTなど性的少数者のカップルが婚姻に相当する関係にあると認める「パートナーシップ宣誓制度」を2021年度中に導入すると発表。同制度は7月1日に開始された。
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