左腕内部の金属ボルト除去・膝の手術
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「ジェロム・レ・バンナ」の記事における「左腕内部の金属ボルト除去・膝の手術」の解説
3月4日、K-1 WORLD GP 2007 IN YOKOHAMAで澤屋敷純一と対戦。1ラウンドと3ラウンドの計2度のダウンを喫し判定負け。K-1ルールによる日本人選手との対戦で初めての敗戦となった。この試合ではリングを回りながらカウンター狙いに徹する澤屋敷の戦い方が物議を醸したが、バンナは試合後に「1月に右膝を痛め、充分な練習ができなかった。澤屋敷のことは知らなかった。彼はあの作戦でしか勝てないと判断したのだろう。でも作戦は作戦。審判も注意をしていたから彼に対する悪意は無い。ぜひ彼にリベンジしたい」とコメントした。 6月には2002年末以来、左腕に埋め込まれたままになっていた2本のプレートと金属のボルト13本を手術によって除去。また、澤屋敷戦の前に怪我した右膝も手術した。 9月29日、K-1 WORLD GP 2007 IN SEOUL FINAL16のGP1回戦でルスラン・カラエフと対戦予定だったが、ルスランが試合直前に交通事故で欠場となり、急遽パク・ヨンスと対戦。右フックで1ラウンドKO勝ち。 12月8日、K-1 WORLD GP 2007 FINALのGP準々決勝でチェ・ホンマンと再戦し、判定勝ち。準決勝では王者セミー・シュルトと対戦。1ラウンド開始からシュルトの前蹴りと左ジャブを巧みにかわして積極的に前に出るが終盤に右膝蹴りを顔に受けぐらつくもゴングに救われる。2ラウンドに同年に手術した膝に右ローキックを受けダウン、それを見たセコンドがタオルを投入しTKO負け。 2008年6月29日、K-1 WORLD GP 2008 IN FUKUOKAで行われたK-1世界スーパーヘビー級タイトルマッチでセミー・シュルトと対戦。2ラウンドまでのジャッジの採点はイーブンだったが、3ラウンドに首相撲からの膝蹴りを2連続で打つ反則攻撃を浴びてダメージを受け、この反則以降に失速し判定負け。 9月27日、K-1 WORLD GP 2008 IN SEOUL FINAL16のGP1回戦で澤屋敷純一と対戦。ダウンを奪って3-0判定勝ちでリベンジを果たした。 12月6日、K-1 WORLD GP 2008 FINALのGP準々決勝でレミー・ボンヤスキーと対戦。2ラウンドまで互角の展開だったが、3ラウンドにレミーのミドルキックが左腕に直撃し、ダウンカウントの後に左腕骨折の疑いでドクターストップがかかりTKO負け。
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