峠の名称
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和田峠 (東京都・神奈川県) - 東京都八王子市と神奈川県相模原市緑区の間にある峠。 和田峠 (長野県) - 長野県小県郡長和町と諏訪郡下諏訪町の間にある峠。
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峠の名称
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峠手前の登山道では富士山の火山活動由来の黒色火山灰が露出している。山梨県側はこのような火山性の貧弱な土壌のため、神奈川県側のみずみずしい樹林に比べて細々とした樹林が多い。 江戸時代、丹沢山地一帯の樹林は幕府の御用林となり、庶民が無断で伐採することは禁止されていたが、良質な木材を求めて甲斐国側から国境(現在の山梨・神奈川県境)を越えて相模国側へ盗伐しに行く者もいた。このことに由来して、昭和初期の丹沢山地の地図ではこの峠に、盗賊ブッコシ(とうぞくブッコシ)や盗伐越場(とうばつこしっぱ)などの名称がつけられている。このコシッパ(越場)、ブッコシ(打越)は尾根の反対側へ行くための小さな鞍部(峠)を指す言葉である。この他に大又コシッパ(おおまたコシッパ)、盗伐乗越(とうばつのっこし)などの別名も複数存在するが、現在最新版の地図として一般に出回っている昭文社の登山地図ではブナ沢乗越の名が使用されている。この乗越(のっこし)とはコシッパやブッコシと同様に小さな鞍部を指す言葉であり、三ヶ瀬川西沢の支流のひとつであるブナ沢がこの峠に突き上げていることからブナ沢乗越と呼ばれている。なお、約500 m北東には同じく「ブナ沢の上流の山」という意味で名づけられたブナ沢ノ頭という山がある。
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