山梨県側
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 01:11 UTC 版)
小袖川を渡ると、山梨県北都留郡丹波山村に入る。さらにアップダウンとカーブが続く。所々、丹波川沿いの集落へ続く下り坂がある。左手に丹波山温泉「のめこい湯」が見えると、山梨県道18号上野原丹波山線との交差点に至る。青梅街道の宿場町として栄えた中心部と、左眼下にみえる住宅街を過ぎると、丹波山村を抜けるまで集落がなく、しばらく山間部に入る。一時、右手に川が見えるが、再び左手に川を見ながら並走する。羽根戸トンネル、丹波山トンネル、大常木トンネルを抜けると甲州市に入る。続くおいらん淵付近にある一之瀬高橋トンネルを抜けると、いくつかの急坂のヘアピンカーブを通り過ぎ、柳沢峠から先は甲州市街まで長い下り坂が続く。愛称「大菩薩ライン」とよばれる山岳道路区間の一部は、12月中旬から4月中旬まで冬季閉鎖のため通行できなくなる。山間部区間を下り終えると、甲州市街(旧塩山市街)の東側を塩山バイパスで通過し、市内勝沼町の等々力交差点で右折し旧甲州街道を笛吹市石和町を経て終点の甲府市中心部まで西進する。甲府市内の身延線善光寺駅付近、金手駅付近では昔の城下町時代の名残でクランク状に線形が折れ曲がっているところがある。
※この「山梨県側」の解説は、「国道411号」の解説の一部です。
「山梨県側」を含む「国道411号」の記事については、「国道411号」の概要を参照ください。
- 山梨県側のページへのリンク