山梨県下の六斎念仏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 04:00 UTC 版)
現在上野原市秋山の無生野の大念仏がよく知られているが、富士北麓の本栖湖などにも六斎念仏が点在する。かつては富士山麓周辺に六斎念仏がまとまって分布していた。江戸末期には京都の干菜寺による支配がおこなわれている。1930年に民間藝術会が現山中湖村の平野集落に伝わる六斎念仏の様子を記録しており、呪術、祈祷色の極めて強いものであったことがわかる。浄土教的特色のみならず、荘厳や儀礼に修験・陰陽道の影響が濃厚に見受けられる。
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