峠の地蔵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/16 15:51 UTC 版)
関峠の頂上付近に地蔵堂が建てられている。4体の地蔵が祀られており、向かって1番右が「咳止め地蔵」、3番目が「波よけ地蔵」という(2、4番目は不詳)。言い伝えでは、昔、佐田沖で海中噴火があり、津波がこの峠まで押し寄せたが、この地蔵が波を避けてくれたことが、「波よけ地蔵」の由来だという。また、この地蔵堂は、若越新四国八十八箇所の43番札所であり、「若狭から老いも越し来る 関の山 地蔵の恵みありとこそ知れ」という御詠歌が伝わる。
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