山科望
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/19 05:04 UTC 版)
「スポットライト (漫画)」の記事における「山科望」の解説
本作のヒロイン。物心がつく前に父と死別。極貧母子家庭で育つが、母の希望で歌とダンスのレッスンに通っていた。その事が原因となり親しい友人もなく、同級生から嘲笑・後ろ指を指されていた。しかし母の真意を知って中学在学中にオーディションを受ける。これを機に夏目に見出されて、美果の付き人として芸能界を目指すが、映画出演をさせようとしていた夏目の本心を見抜けずに進藤の口車に乗り、夏目を怒らせて家を出る事に。そして進藤の事務所へ移籍後、彼のバックアップでアイドル歌手としてデビュー。50万枚を売り上げたデビュー曲。脇役ながらもドラマに出演していたが週刊誌で中傷を受けたり、母の出しゃばった行動が元で仕事を干されてしまう。その後、母が進藤とトラブルを起こしたのと、進藤からの告白を重荷に感じ、事務所を退社。母が探し出した地方劇団のお芝居に出演。劇団の本心が自分のネームバリュー利用目的である事を知るも、そこでさまざまな影響を受けた事と演技力などが功を奏してロングランとなり、劇団員達とも打ち解ける。千秋楽の日、再会した北原から自主制作の映画のオファーを受け出演。直後に上映に協力した夏目からミュージカルの出演依頼が来た為、演技派女優として再出発を決意するが、自棄になった母を助けようとして負傷。腕に後遺症が残ってしまう。しかし心配する母と風間に「後遺症を感じさせない素晴らしい演技」と夏目が太鼓判を押す。芸能活動が停滞していた時期に風間・北原と共に週刊誌で「あの人は今?」呼ばわりをされた事もある。可愛らしい容姿だが芯の強さも持ち合わせている。
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