山科本願寺建立以前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/24 08:54 UTC 版)
山科本願寺の跡地は20数回の発掘調査が行われているが、山科本願寺時代以前にも数多い遺構・遺物が発掘されており、山科本願寺やその周辺では古来より要所として発展していたようであるが、鎌倉時代以降は急速に遺跡が発見されなくなる。これは何らかの地形の変化があり、四ノ宮川と山科川によって形成された扇状地になり、水田開発が困難になったためとも推察されている。 山科本願寺以前時代主な遺構、遺物縄文時代押型文土器 弥生時代方形周溝墓跡 古墳時代古墳時代の竪穴式住居 飛鳥時代飛鳥時代の竪穴式住居 奈良時代金堂、講堂などの大宅廃寺 平安時代多数の寺院が建立される 鎌倉時代集落があったようだが、規模は縮小している 山科本願寺の造営まで遺跡は希薄
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