就役から第一次大戦後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 14:14 UTC 版)
「ネバダ級戦艦」の記事における「就役から第一次大戦後」の解説
ネバダ級は第一次世界大戦が始まる前は大西洋で活動し、戦争が始まると連合国補給線の保護支援のために1918年にヨーロッパへ展開した。その任務は大戦後も続き、1920年代の初めまで行われた。 両艦とも艦隊主力の中でも最古参の艦であった。1927年から1929年にかけて広範囲な近代化が行われ、主砲仰角の引き上げ、アメリカ戦艦の特徴でもあった籠状マストは三脚式に更新され、頂上部に射撃方位盤室が前後マスト上に設けられた。着弾観測のために水上機2基が搭載され、運用のためにカタパルト2基が設置された。老朽化した「ネバダ」のタービンはこの時期に退役した「ノースダコタ」の物と交換された。「オクラホマ」の主機交換は行われなかった。ネバダ級の副砲は波の影響を受ける舷側部分から上部構造部分に移設され、新たに25口径5インチ対空砲が増設された。舷側部分の装甲も強化され、艦幅は33mに増加した。
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