小沢一郎の講演
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小沢一郎民主党幹事長が、2009年12月12日に新たな日韓関係と、その役割を担うリーダーの育成と題して2時間にわたって講演している。講演には学生や教員, 日韓両国の報道関係者約300人が出席。小沢は講演で、「専攻の経済学より歴史学に興味があった」と言及。更に日本の植民地支配に触れ、日本国民として謝罪しなければならない歴史的事実だとした上で、「そのことのみを言い続けていたのでは両国の将来に良いことがない。両国の長い歴史を振り返ると、支配―被支配の概念でとらえられる関係ではない。日本人も韓国の皆さんもそのことに思いを致さなければならない」と訴えた。また、小沢は講演で「天皇陛下も '桓武天皇の生母は百済の王女だった' と認めている」と発言した。定住外国人の地方参政権問題については、(学生からの質問に答えて)「政府提案できちんと出すべきだと思う。鳩山内閣も同じように考えているので、来年の通常国会では現実になるのではないか。この問題は日本側が積極的に取り組むべき問題だ」と回答している。一方、この講演は韓国の大学で日本の政治家が講義する初めての講演だった。 小沢一郎、韓国ソウル 国民大学校 講演 (1) Ozawa's Speech at KMU (10:58) 小沢一郎、韓国ソウル 国民大学校 講演 (2) Ozawa's Speech at KMU (8:26) 小沢一郎、韓国ソウル 国民大学校 講演 (3) Ozawa's Speech at KMU (9:51) 小沢一郎、韓国ソウル 国民大学校 講演 (4) Ozawa's Speech at KMU (9:57) 小沢一郎、韓国ソウル 国民大学校 講演 (5) Ozawa's Speech at KMU (8:26)
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