小林悠_(アナウンサー)とは? わかりやすく解説

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小林悠 (アナウンサー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/13 17:03 UTC 版)

こばやし はるか
小林 悠
プロフィール
出身地 日本 北海道札幌市
生年月日 (1985-09-26) 1985年9月26日(39歳)
身長 166cm
血液型 A型
最終学歴 お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士前期課程修了
勤務局 TBSテレビ
(2010年 - 2016年)
所属事務所 モーディア(2024年 - 現在)
職歴 セント・フォース
2006年 - 2008年
TBSアナウンサー
2010年 - 2016年
活動期間 2006年 - 2016年, 2024年 -
ジャンル 報道情報バラエティ
配偶者 離婚歴あり
担当番組・活動
出演経歴 過去の出演番組参照

小林 悠(こばやし はるか、1985年9月26日 - )は、日本のフリーアナウンサー、元TBSアナウンサー

来歴

北海道札幌市出身。父親がアメリカ人、母親が日本人ハーフで、両親はともに大学教授。母方の祖父は雪の結晶の研究で知られる小林禎作(物理学者、元北海道大学教授)[1]藤女子中学校・高等学校お茶の水女子大学文教育学部人文科学科卒業、同大学院人間文化研究科博士前期課程修了。

大学在学中、セント・フォース所属のタレントフリーアナウンサーとして小林はるか名義で活動。2006年秋にスタートしたフジテレビの『知的冒険 ハッケン!!』では小倉智昭とのコンビでキャスターを務め、2008年春まで出演した。その後は大学院修士課程へ進学し日本美術史を学ぶ[2]一方で、同年秋にTBSアナウンサーの内定を得るまでの間、フジテレビの『クイズ!ヘキサゴンII』に準レギュラー出演するなどしていた。博士課程に進むことも考えていたが、『高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院』(水月昭道 著、光文社、2007年)を読んで就職を考え出し、子供の頃からテレビやラジオが大好きだったことからテレビ局・ラジオ局を目指すようになる[2]。2010年4月、同社に入社。同期入社のアナウンサーは石井大裕佐藤渚。同社は3人を「赤坂つたえ隊」として、同年7、8月に放送された複数の番組(後掲の☆印をつけた番組)で紹介したが、これがTBSアナウンサーとしてのデビューとなった。同年9月から『朝ズバッ!』のレギュラーとなり、2014年3月28日の最終回まで担当した。この間は未明に出勤し、夕方に就寝する生活が続いていた。3月31日から『Nスタ』にレギュラー出演。

2016年4月改編で『NEWS23』にキャスターとして加入予定だったが、体調不良を理由に見合わせとなり、代わりに駒田健吾皆川玲奈が担当することが発表された[3]。同年3月4日付で同社を健康上の理由により依願退職した[4]。この件に関して3月4日放送の『たまむすび』で代打を務めた堀井美香(当時:TBSアナウンサー)と玉袋筋太郎から発表が行われ、小林本人の退職に至った経緯を綴ったコメントも読み上げられた[5]。小林は2月1日発売の『週刊ポスト』(小学館)の報道により精神的に不安定となったとされ、『たまむすび』の生放送も26日から休演していた[6][7]。TBSテレビアナウンス部の公式ブログ「小林悠の悠草子」も2月中旬に削除・閉鎖された[8]。退社後に、大きな疾患が見つかったため手術をしたことを明かしている[9]

退社後、活動休止中に結婚。メンタルクリニック理事を経て、現在はアンヌ遙香(アンヌはるか)名義でアロマセラピスト・美容家として活動している[10][11]。検索するとサッカー選手の小林悠の方が一番にヒットするので、自分は8年も休んでいたから「小林選手にご迷惑をおかけしたくない」ということもあり、また歳を重ねて小林悠という名前がしっくり来なくなったことで改名したという[2]。アンヌは元々持っていたミドルネームであり、アンヌ遙香という名前は姓名判断で決めた[2]。2024年3月4日、自身がイメージキャラクターを務める悩み相談アプリ「フローラ」の記者発表会に登壇。約8年ぶりにメディア復帰を果たした[11](「フローラ」を運営するドリームチーム株式会社の会長はアンヌの夫で[12]、アンヌ自身も役員を務めている[11][12])。

2024年6月より、札幌市モデルエージェンシーモーディア」に所属。アンヌ遙香名義にて北海道でタレント・フリーアナウンサーとしての活動を再開する[13]

2024年8月31日、自身のインスタグラムで、離婚を発表した[14][15]

2025年4月より、『どさんこWEEKEND』(STV)のメインキャスターに就任[16]すると共に、北海道大学大学院博士後期課程に進学した[17]。ジェンダー日本美術史を研究する予定。

出演

過去の出演

TBS入社前

テレビ
ラジオ
インターネット
  • CTVNウーマン(ザ・カラーテレビジョン・ネットワーク)

TBS入社後

テレビ(レギュラー・準レギュラー)
テレビ(単発出演・代理主演ほか)
ラジオ

雑誌

  • 週刊プレイボーイ』(2013年3月25日号、集英社)
  • ユリイカ』(2015年4月号、青土社)
  • Hanako』連載「美仏を浴びたい」(No.1097 - 1106)(2015年10月 - 2016年3月、マガジンハウス)

脚注

注釈

  1. ^ 吉田明世と交代で担当。
  2. ^ 小川知子の産休に伴う降板による後任。
  3. ^ いずれも出水麻衣不在時の代行
  4. ^ 番組冒頭から出演していたが、収録中に体調を崩し途中退席した。
  5. ^ 古谷有美アジア大会取材の為の仁川出張による代行。
  6. ^ 古谷有美の第42回JALホノルルマラソン出場による代行。
  7. ^ 膳場貴子夏季休暇時の代行。
  8. ^ 2012年9月21・10月5日放送分<#13>までアシスタントを務めた竹内香苗のTBS退社にともなう後任。#14は竹内がゲスト、小林がアシスタントとして放送。#52は小林がゲスト、山内あゆがアシスタントとして放送。
  9. ^ 小島慶子不在時の代理パーソナリティ。

出典

  1. ^ チーム森田の"天気で斬る!"”. 2014年4月6日時点のf オリジナルよりアーカイブ。2013年1月30日閲覧。]
  2. ^ a b c d 医師から「きれいだから、モデルでも芸能人にでも」と…元TBSアナウンサーのアンヌ遙香(39)が明かす、“ハーフ”に悩んだ幼少期”. 文春オンライン. 文藝春秋 (2025年4月5日). 2025年4月6日閲覧。
  3. ^ 「NEWS23」小林悠アナ加入取りやめ 健康上の理由”. スポニチアネックス (2016年3月3日). 2016年3月3日閲覧。
  4. ^ “小林悠アナがTBSを依願退職”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2016年3月4日). https://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2016/03/04/0008860264.shtml 2016年3月4日閲覧。 
  5. ^ “TBS小林悠アナ「健康上の理由」での退社発表”. ニッカンスポーツ・コム (日刊スポーツ新聞社). (2016年3月4日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/1612393.html 2016年3月4日閲覧。 
  6. ^ “なぜ?小林悠アナ失意の退社 デート報道の男性に“二股疑惑””. Sponichi Annex (スポーツニッポン). (2016年3月4日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/03/04/kiji/K20160304012149640.html 2016年3月5日閲覧。 
  7. ^ “小林悠アナ TBS退社正式発表 健康上の理由で4日付依願退職”. Sponichi Annex (スポーツニッポン). (2016年3月4日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/03/04/kiji/K20160304012152130.html?feature=related 2016年3月5日閲覧。 
  8. ^ “小林悠アナ 公式ブログが削除・閉鎖 TBS退社と関係?”. Sponichi Annex (スポーツニッポン). (2016年3月4日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/03/04/kiji/K20160304012151230.html 2016年3月5日閲覧。 
  9. ^ 「当時は、本当にとがってました」『NEWS23』を直前で辞退→突然の退職…元TBSアナウンサー小林悠(39)の現在地”. 文春オンライン. 文藝春秋 (2025年4月5日). 2025年4月6日閲覧。
  10. ^ 目黒学園カルチャースクール. “今日から美肌 スキンケア・メイクアップ 講師 アンヌ はるか| 目黒の駅チカ500講座の目黒学園カルチャースクール”. www.megurogakuen.co.jp. 2024年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月2日閲覧。
  11. ^ a b c 元TBSアナ、アンヌはるかに改名8年ぶり公の場 「ハッとして、戻ってきた次第にございます」:中日スポーツ・東京中日スポーツ”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. 2024年3月8日閲覧。
  12. ^ a b 元TBSアナウンサー小林悠、アンヌはるかとしてメディアに8年ぶり電撃復帰”. ORICON NEWS (2024年3月4日). 2024年3月8日閲覧。
  13. ^ アンヌ遙香が所属いたしました”. 北海道・札幌のモデル事務所|モーディア (2024年6月7日). 2025年3月17日閲覧。
  14. ^ タレント転身の38歳元TBS美女アナ 離婚を電撃発表「時間をかけ話し合い合意」”. デイリースポーツ (2024年8月31日). 2024年9月1日閲覧。
  15. ^ “元TBS美人アナ“マイバッハ社長”とのセレブ婚が一転…空白の8年で改名と移住、離婚決断の裏事情”. 日刊ゲンダイ. https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/360282 2024年9月9日閲覧。 
  16. ^ 札幌テレビ放送, STV. “どさんこWEEKEND | テレビ | STV札幌テレビ”. STV札幌テレビ 放送(北海道). 2025年3月17日閲覧。
  17. ^ 「あのままTBSに勤め続けていたら…」元アナウンサーのアンヌ遙香(39)が語る、離婚後に実家暮らしを始めたワケ”. 文春オンライン. 文藝春秋 (2025年4月5日). 2025年4月6日閲覧。
  18. ^ 土田晃之、小林悠アナ退社「次の人生でも頑張って」”. 日刊スポーツ. 2024年7月6日閲覧。
  19. ^ 電波ジャック⁉|町亞聖オフィシャルブログ「As I am」Powered by Ameba

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