小木のたらい舟製作技術
名称: | 小木のたらい舟製作技術 |
ふりがな: | おぎのたらいぶねせいさくぎじゅつ |
種別1: | 民俗技術 |
保護団体名: | 小木たらい舟製作技術保存会 |
指定年月日: | 2007.03.07(平成19.03.07) |
都道府県(列記): | 新潟県 |
市区町村(列記): | 佐渡市 |
代表都道府県: | 新潟県 |
備考: | たらい舟(製品)は、昭和49年に重要有形民俗文化財に指定された「南佐渡の漁撈用具」(1293点)の一部を構成している。 |
解説文: | 佐渡市の小木半島とその周辺地域で使われてきた、たらい状の舟を製作する技術である。 たらい舟は、かつて全国に点々とみられ、近海での漁や海藻採取、湖沼でのジュンサイ採取などで使用されていたことが知られているが、今日実際に使用され、かつ漁師の注文に応じて製作する職人がいるのは小木半島とその周辺地域のみとなっている。 この技術は、水の浸入を防ぐため部材を密着させる木殺しのような造船技術や、杉の芯に近い面やアカタと呼ばれる面を水に接するように部材を配置するような桶樽の製作技術が随所に利用されており、我が国の和船製造技術や桶樽製作技術を考える上で重要である。 |
生産・生業: | 上総掘りの技術 別府明礬温泉の湯の花製造技術 吉野の樽丸製作技術 小木のたらい舟製作技術 木積の藤箕製作技術 津軽海峡及び周辺地域における和船製作技術 秋田のイタヤ箕製作技術 |
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