小・中学校(小中一貫校含む)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 13:52 UTC 版)
「西成区」の記事における「小・中学校(小中一貫校含む)」の解説
小学校は、いずれも大阪市立の天下茶屋小学校・長橋小学校・橘小学校・まつば小学校・玉出小学校・岸里小学校・千本小学校・南津守小学校・北津守小学校と、新今宮小学校の計10校がある。 中学校は、いずれも大阪市立の天下茶屋中学校・今宮中学校・成南中学校・鶴見橋中学校・玉出中学校・梅南中学校の計6校となる。 新今宮小学校と今宮中学校は「いまみや小中一貫校」として小中一貫教育を実施している。また天下茶屋中学校は天下茶屋・橘の2小学校、成南中学校は岸里・千本の2小学校、鶴見橋中学校は長橋・北津守の2小学校、梅南中学校はまつば小学校の校区を、それぞれ中学校校区とする。 明治時代初期に、勝間村に玉出小学校(1873年2月)、津守村に津守小学校(1875年10月)が設置された。玉出小学校は、西成郡で最初に設置された小学校だとされている。今宮村では現浪速区の区域に今宮小学校(のちの恵美小学校)が設置されている。今宮村北部の大阪市への分離編入(1897年)により今宮村には一時期小学校がなくなったが、1898年に新たな今宮村の小学校として今宮小学校(後年の弘治小学校)が開校している。 大正時代以降地域の人口急増により、1910年代から1920年代にかけて現在区内にある小学校が次々と開校した。 中学校については1947年の学制改革の際、西成第一(天下茶屋)・西成第二(今宮)・西成第三(成南)の3中学校が設置された。翌1948年には西成第四(鶴見橋)中学校が開校。その後、1955年に玉出中学校(成南中学校から分離)、1972年に梅南中学校(鶴見橋中学校から分離)がそれぞれ開校している。 一方で2000年代以降は、区内、特に区の北部(北東部および北西部)での地域の児童数減少が顕在化し、学校再編が検討されるようになった。 区北東部地域では、小学校の統合を含めた再編が検討されていた。その後小中一貫校への改編の話が持ち上がって具体化し、2015年4月1日に弘治・萩之茶屋・今宮の各小学校を統合した上で、今宮中学校敷地に小学校を併設する形で新今宮小学校・今宮中学校(いまみや小中一貫校)へと改編した。 また区北西部地域では、地域の児童数減少を踏まえての再編で、梅南小学校と津守小学校が2015年4月1日に統合され、津守小学校を閉校した上で梅南小学校を「大阪市立梅南津守小学校」に改称した。さらに梅南津守小学校と松之宮小学校が2021年4月1日に統合し、松之宮小学校を閉校の上で梅南津守小学校を「大阪市立まつば小学校」に改称した。 校区については、山王は阿倍野区の金塚小学校・松虫中学校校区に指定されている。また天神ノ森の大半については、阿倍野区の晴明丘小学校・晴明丘南小学校および阪南中学校の校区に指定されている。 2015年度より、市立小中学校について学校選択制が導入された。
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