専門家に聞く
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 02:30 UTC 版)
毎回何らかのキーワード(現代用語)が牧野エミ扮する司会者により示され、それに沿って立原啓裕がまずありえない架空の仕事、学界、業界、その筋の専門家たるゲストとして番組に招待され、牧野および視聴者に対してその仕事、学会、業界、その筋における専門用語や現象、症状などを、もっぱらフリップを用いて(『ニュースステーション』のパロディ)解説する、というよりもむしろ煙に巻く内容のコントで、槍魔栗三助が『週刊テレビ広辞苑』で演じていた現代の匠シリーズの出演者を交代させ、演出も若干変えて再登場させたもの。 立原がすさまじい格好とど派手なメイクで「その道」の専門家を演じていたが、解説のオチは大概ダジャレだった。その内容は事前に司会者(牧野)には知らされていなかったようで、ウケた場合は素に戻って笑い、反面ボケが足りない場合は鋭くツッコみ、それを受けたゲスト(立原)がまたアドリブでこれに応えた(もっとも窮したときには「では次行きましょう」で誤魔化した)。その時点で楽屋レベルの話題(新野新に対する立原の評価など)が飛び出すことがしばしばあった。 一度の放送中に3、4編に分割されて流されるのも特徴で、このコーナーが主軸となり合間に「ものローグ」やら「鼻血小五郎」、その他コントが入る構成になっている。なお、立原と牧野はこのコントにのみ出演し、他のコントには顔を出さない。他のメンバーもこのコーナーだけには出演せず、牧野と立原のみで進行される。 上述したように「専門家に聞く」は便宜上付けた名称で、冒頭牧野により示されたキーワードが実際のタイトルとなっている(したがって毎回変わる)。 このコントのスタイルは、さらに後年に日本テレビ系全国ネットで放送された山口放送製作の『三宅裕司のワークパラダイス』で生瀬が架空の職業を演じるトークコーナーや、NHKの『サラリーマンNEO』中の1コーナー「会社の王国」などへと発展していく。
※この「専門家に聞く」の解説は、「現代用語の基礎体力」の解説の一部です。
「専門家に聞く」を含む「現代用語の基礎体力」の記事については、「現代用語の基礎体力」の概要を参照ください。
- 専門家に聞くのページへのリンク