富山駅 - 富山大学前での運行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 06:41 UTC 版)
「富山地方鉄道T100形電車」の記事における「富山駅 - 富山大学前での運行」の解説
神通川に架かる旧富山大橋は、もともと幅が狭く単線軌道分しか確保できない上、古い設計基準と老朽化のため重量制限が厳しく、T100形電車やセントラム等は進入・渡橋が安全上不可能であった。このため運用開始当初は1系統(富山駅前停留場 - 南富山駅前停留場)での運用しかできないという制約があった。富山市は橋の補強・拡幅ではなく架け替えを決定、2006年(平成18年)より旧橋の北側に新規に複線軌道と片側2車線の車道が確保できる新橋の建設を開始した。 2012年(平成24年)3月24日に新しい富山大橋が完成、開通渡り初め式にサントラムがシンボルとして参加、その後新富山停留場 - 大学前停留場を初走行して進入制限が消滅したことを内外に示す運用を行った。これに関連して安野屋停留場 - 大学前停留場の単線区間の複線化とインファンド軌道化、ホームの移設と屋根付化などが行われ、利便性の大幅な向上が実施された。 2012年(平成24年)4月5日サントラムのダイヤ改正が発表され、翌4月6日から正式に2系統(南富山駅前 - 大学前)での運用が始まった。
※この「富山駅 - 富山大学前での運行」の解説は、「富山地方鉄道T100形電車」の解説の一部です。
「富山駅 - 富山大学前での運行」を含む「富山地方鉄道T100形電車」の記事については、「富山地方鉄道T100形電車」の概要を参照ください。
- 富山駅 - 富山大学前での運行のページへのリンク