宮城 正(みやぎ ただし)/5番(一塁手)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 16:47 UTC 版)
「わたるがぴゅん!」の記事における「宮城 正(みやぎ ただし)/5番(一塁手)」の解説
右投右打。腕っ節は強いが非常に優しい沖縄出身の母と、本島に根深く残る欧米人差別にめげず大学教授として教鞭を取る明るいイギリス出身の父の間に生まれたハーフ(日本国籍)。小学校就学直後こそ素直で聡明な男子だったものの、父親の遺伝による身体的特徴『がっぱいちぶる』(「がっぱい=後頭部が大きい」「ちぶる=頭」の意で医学的に言う長頭)を理由にいじめられて萎縮していたが、息子に惜しみない愛情を注ぐ両親のアドバイスから(自分なりに解釈した「スキンシップ」という名の腕力で)友だち作りに励み、壮大な勘違いも相まって「人を惹き付ける男になる=沖縄番長を目指す」という大きな目標に向かって邁進する。第二次性徴によって劇的に体格が大きくなって中年のような老け顔になった小学4年生以降、それまでの優しさや聡明さの欠片も感じさせない豪傑振りが板に付き、父譲りの恵まれた体格と母譲りの喧嘩センスで南部番長を名乗った中学2年生の時に北部および中部番長を倒して本島総番となった直後、その場に居合わせたわたるとの邂逅と喧嘩が今に続く腐れ縁となり、勝ち逃げのまま転校したわたるを追って東和台中学校に転入。以後はわたるの家の裏庭を勝手に借りて寝泊まりし、生活費である毎月の仕送りをわたるのおばあに一括管理される不自由な生活を送るようになったが、一宿一飯の礼儀として薪割りなどの雑事は進んで行う。東和台転校時も2年生であり、気性の荒さから主将の田中や神山までも呼び捨てにする上、そのほかの部員の名前を覚えていない。
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