実験的店舗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 13:57 UTC 版)
市場調査の為、実験的店舗を開設することがある。いずれも1990年代後半頃に通常型店舗に改装、または閉店した。 𠮷野家USA(YOSHINOYA USA)𠮷野家が米国で展開している店舗を参考に1990年(平成2年)前後 - 1990年代後半に展開された店舗。 浜松町、水道橋、北浦和、上北沢、国立、東大和、沖縄などに存在した。 メニューを米国流に呼称するのが特徴(牛丼→ビーフボウル、大きさ:並→レギュラー、大盛→ラージ、特盛→エクストララージ など)。 米国の店舗にあるチキンボウル(焼鳥丼)やソフトドリンクなど日本の通常型店舗と異なったメニューが存在した。 特選𠮷野家あかさか𠮷野家の高級店路線として1990年代初旬 - 後半頃に展開された店舗。東京都港区赤坂に存在した。 料亭を感じさせる外装と高級感漂う内装、テーブル、いす、食器類。肉は日本国産牛を使用。味の評判も高かった。 メニューは牛丼などの単品が1000円前後、そのセットが各種1000円以上。その他「特選しゃぶしゃぶ」やワインなど通常型店舗と異なったメニューが存在した。 𠮷野家うどん・𠮷野家カレー1980年代中盤 - 1990年前後にそれぞれの専門店が展開された。 牛皿一丁2015年12月に西新宿駅前に開店し、およそ1年で閉店した。跡地には𠮷野家 西新宿8丁目店が営業している。 店内の造作や紺色の看板という特徴はそば処𠮷野家と同様であった。 メニューに牛丼はなく、通常の「牛皿」・通常のタレに選り分けた肉を使う「別選」・黒毛和牛を甘めの割り下で煮込んだ「別格」の三種類の牛皿がメニューの中心だった。これらは牛小鉢と同程度の量を漆塗りの丸型重に盛り付けられており、大盛等のサイズ違いはなかった。 他にも、惣菜専門店やカレー店など、アンテナショップを1〜数店舗出店し市場調査する戦略を一時期行っていたが、調査終了後に閉店している。
※この「実験的店舗」の解説は、「吉野家」の解説の一部です。
「実験的店舗」を含む「吉野家」の記事については、「吉野家」の概要を参照ください。
- 実験的店舗のページへのリンク