宝塚歌劇団へ
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小学6年生の時に初めて中日劇場で宝塚歌劇団の定期公演安奈淳主演、花組公演「うつしよ桜」「ノバ・ボサ・ノバ」を観劇し、入団を志す。特に専門的なレッスンは受けていなかったが、1回の受験で合格し、1980年に宝塚音楽学校入学。1982年、68期生として宝塚歌劇団に入団。「春の踊り」で初舞台を踏み、男役として雪組に配属となる。芸名の由来は『真実一路』から。入団当初の芸名は一路万輝。同期生には初代宙組組長の大峯麻友、元星組組長で現専科男役の英真なおき、元月組娘役スターでタレントのあさなぎりん(在団時の芸名は朝凪鈴)などである。 1985年、『はばたけ黄金の翼よ』ではヒロイン・クラリーチェに抜擢された。その後、1987年の『宝塚をどり讃歌/サマルカンドの赤いばら』の公演中に自然気胸で入院するが、同年『梨花王城に舞う/ザ・レビュースコープ』で復帰した。なおこの時期に一路万輝から一路真輝へ改名する。その後男役2番手となり、1993年『天国と地獄/TAKE OFF』で雪組トップスターに就任(相手役は紫とも)。「雪之丞変化」より相手役に星組出身の花總まりを迎える。 1996年、『エリザベート』千秋楽を最後に宝塚歌劇団を退団。サヨナラ公演ではオーストリア皇妃エリザベートと禁じられた恋に落ちる黄泉の帝王役・トートを演じた。
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