安蒜海司(あんびる かいじ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 04:48 UTC 版)
「なつきクライシス」の記事における「安蒜海司(あんびる かいじ)」の解説
八傑士の一人で、柳澤をも軽く上回る巨漢。乱れた髪と顔に横一文字の傷が特徴。特に技は持たないが、並外れた腕力と頑健さ、巨体に似合わぬ俊敏性、そして何より柳澤校長への絶対的な忠誠心から来る執念深さによって、日下や坂田すら恐れさせた人物。最初は、武藤の解放を申し入れになつきが柳澤校長を訪ねた際、校長の居る部屋の門番をしており、なつきと戒那との闘いに介入しようとした辰馬を一撃で沈黙させた (Action49)。その後、坂田戦後に変装してトンファーを使い常東学園粛清部隊を闇討ち(作中の表現では「辻斬り」)していたなつき・辰馬の前に現れ、2人の正体を暴こうとした (Action106)。さらに後、一時帰国した柳澤がアメリカへ帰る日、駅へと急ぐなつきに襲いかかった (Action116)。体格や素早さ・凶暴性などが坂田を髣髴とさせ、なつきに再び空手への恐怖を抱かせたが、階下へ落とされ失神した際に夢の中で柳澤やこれまで関わった格闘家らの励ましを受け、「他尊自信」の精神を持つ本来の姿に立ち直ったなつきに猛烈な反撃を受ける。廃ビルでの対戦中、崩れた足場から落ちそうになるのを彼女に食い止められ、さらに鉄骨が頭上から降り注ぐ中、共に落下するなつきによって建物内に蹴り込まれ、命を救われた。こうした経緯から彼もなつきらと和解したらしく、Last Actionではなつきや辰馬、柳澤らとにこやかに写真に収まる姿や、プロレス関係者らしき前で笑う姿が描かれた。彼は物語上、なつきの最後の対戦者であり、Action69にて影として8名示された八傑士の残り4名は少なくとも表向きには登場しなかった。
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