安定した経営
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 01:58 UTC 版)
1909年度における大倉商業の授業料は月額で予科1円50銭、本科2円、夜学専修科1円で、同時期における他の東京市内の府立、私立の中学校および商業学校と比較してもかなり割安となっていた。しかも年間の支出経費はつねに群を抜いた最高額で、貸費生制度も充実していた。それを可能にしたのは大倉喜八郎の出資による50万円の基本金のおかげであった。 明治期に誕生した商業学校(東京)校名創立年授業料収入(年間)経常費(年間)大倉商業1900年 15,016 37,285 早稲田実業1901年 23,650 24,650 京華商業1901年 18,348 17,095 中央商業1902年 15,500 13,086 慶應義塾商工1904年 19,800 18,631 東洋商業1906年 4,702 4,659 錦城商業1907年 9,628 9,880 京北実業1908年 4,198 4,322 東京商業1909年 2,076 5,441 東京女子商業1910年 3,600 4,358
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