安定した大量獲得への挑戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/05/30 03:26 UTC 版)
「大量獲得機」の記事における「安定した大量獲得への挑戦」の解説
パーフェクト獲得3枚掛け(JACイン中は1枚掛け)の遊技であれば、Aタイプ機におけるビッグボーナス1回での理論上の最高獲得枚数は711枚である。但しそれを達成するためには、リプレイハズシを用いず、且つ最終ゲームでJACインフラグに当選する必要があったため、偶然性が大きく左右される。そのため安易な挑戦はパンクの危険との隣り合わせであった。 画期的な「JACイン持ち越し機能」しかし1999年に発売された「バンバン」(大都技研)がJACインフラグの持ち越し機能を実現。通常ゲーム内でのボーナスフラグの持ち越しに着目し、ボーナス中でも同様の解釈を行い、JACインフラグの持ち越しをさせることに成功した(JACインフラグはREGと解釈する)。これによりリプレイハズシを駆使することで、小役ゲームの最終ゲームで(それまでにJACインフラグが成立していない場合を除き)必ずJACインさせることが可能となり、リスクを伴わない理想の大量獲得実現のための下地が作られた。 「同一小役」の解釈さらに2002年に登場した「カンフーレツデン」(山佐)により、大量獲得機は大幅な転機を迎えることになる。JACインフラグと15枚役を「押し順によって揃え分けられる同一の小役」と解釈し、ボーナス中はプレイヤーに押し順を指定させる事により、極めて高確率で711枚の獲得が得られるように工夫された。この考え方は以降のヒット機種の流れを作る。 パーフェクト獲得とフラグ持ち越し、そしてストック機能という3つの出玉性能が最大限に生かされた機種が「吉宗」や「主役は銭形」である。双方とも遊技する上で極めてハイリスク・ハイリターンではあるが、大量獲得機における最終形態といっても良いだろう。
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