守護獣 ルクー(ルクーリオン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 11:53 UTC 版)
「ウルトラマンガイアの登場怪獣」の記事における「守護獣 ルクー(ルクーリオン)」の解説
第29話「遠い町・ウクバール」に登場。 突然町に現れた、正体不明の怪獣。頭部には顔のかわりに回転する部位があり、シンバルのような歩行音を立てる。凄まじいパワーを持ち、ガイアV2の制止をものともしない。自身を、空中に浮かぶ遠い世界の街ウクバールからやってきたと称する、永田という男の生家に飾ってあったカレンダーのイラストに描かれてある怪獣と同じ容姿をしている。永田は、ウクバールから自身を迎えに来たというが、真相は不明である。悪意などはないため、破壊活動は行わず、最後はクァンタムストリームを受ける直前にウクバールのサイレンが鳴り響いたため、「サイレンが鳴るとみんな家路につく」という永田の言葉通り、ルクー自ら姿を消す。そしてルクーの退散と共に、永田も姿を消す。 スーツアクター:向原順平 脚本の太田愛はロボットのような怪獣を想定していたが、監督の原田昌樹の尻尾のあるものにしたいという意見により完成作品での姿となった。 ウクバールの名は、ホルヘ・ルイス・ボルヘスの小説『トレーン、ウクバール、オルビス・テルティウス』に登場する架空の地名ウクバールに由来する。 原田監督からの要望で風車を付け、後頭部に扉、階段のようなしっぽなど遊びを入れている。
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