学文路【カムロ】(果樹)
登録番号 | 第12291号 | |
登録年月日 | 2004年 11月 8日 | |
農林水産植物の種類 | かき | |
登録品種の名称及びその読み | 学文路 よみ:カムロ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 水落芳和 | |
品種登録者の住所 | 和歌山県橋本市学文路1309番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 水落芳和 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「刀根早生」の枝変わりであり、果形が扁円、大きさが中、果皮色が黄橙の育成地(和歌山県橋本市)では9月中旬に成熟する不完全渋柿である。樹姿は中間、樹勢は中である。発育枝の長さは中、節間長は長、枝梢の太さは太、色は黄褐である。葉身の形はやや長楕円、上部の形は広、基部の形はかなり鈍、横断面の形は内巻小、着生角度は横向き、葉の大きさは大、葉柄の長さは短、太さは細である。果実の形は扁円、縦断面の形は方形、果頂部の形は平、微突は無、果実横断面の形は方円、斜線溝は明瞭で中、側溝及び蒂部の皺は無、果皮の亀甲紋はやや明瞭、果粉の多少は多、蒂窪平面の形は正方形、側面の形は凹U、果梗の長さは長、太さは細、果心の形は短方形、太さは細、果実の大きさは中、果皮の色は黄橙、光沢は良、果実の座の有無及び条紋の発生程度は無である。蒂の全形は基太肩平幅広、長短は細長、大きさは中、先端の形は太尖、果実に対する姿勢は斜向である。果肉の色は黄橙、褐斑の大きさは無、果肉の粗密は密、甘味はやや多、子室数は8、種子数は無である。発芽期は中、雌花の開花期は早、成熟期はかなり早で育成地においては9月中旬、花性は雌花のみ、甘渋性は不完全渋、脱渋の難易は易、果頂裂果性及び蒂隙性は無である。「刀根早生」と比較して、成熟期が早いこと等で、「中谷早生」と比較して、葉柄が細いこと、甘味が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に育成者のほ場(和歌山県橋本市)において、「刀根早生」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
〒648-0043 和歌山県橋本市学文路
学文路
名字 | 読み方 |
学文路 | かむろ |
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