姫始め
ひめ‐はじめ【姫始め】
姫始め
読み方:ひめはじめ
- 姫始。年始最初の性交をいふ。「傍廂」に「故師貞丈大人の云く初春の姫はじめは諸説まちまちなれども皆とるに足らず、むかしより世俗の云ひ来れる男女交合の始なり、是子孫増長の大本にて人間第一の礼の根元なりといはれしは比類なき卓論なり」とあり。又同書に「年毎の正月の始めにひめはじめといふ事仮名暦にあるをいかなる事とも定かに記したる事もなければ大方は男女交通の始めとは思ふめれど親子兄弟の中にてはつつましさにさともえいはぬは好色淫奔の心を恥づればなるべし、さる故に小ざかしき人は〓〓始めなりといへり」云々とあり。「姫始めさア正月と下女まくり」「其味も不相変に姫始め」
- 正月になりて始めての接触をいふ。
- 新年になつて始めての房事をいう。
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