妖機人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/12 05:27 UTC 版)
太古の時代、ガンエデンの下に集まるのを拒み百邪に降った四凶や四罪の超機人とその下にいた超機人軍のなれの果てといわれているもの。基本的には中国の古書『山海経』に登場する動物がモチーフになっている。 巫支祁(フシキ) 稲郷隆馬と文麗が初めて戦った妖機人で体中に鉄球が埋め込まれ、両目がカメラのようなレンズ、口の周りにタラコ唇に見えるマスクをしたロン毛のゴリラの様な姿をしている。 陸魚(リクギョ) 万里の長城で龍虎王と闘った偃師が操る7体の妖機人の1体。尾びれを上に立たせた魚に手足を付けた姿をしている。モチーフは『山海経』の第十二巻 海内北経に載っている人面で手足が生えている魚、陵魚から。 文文(ブンブン) 万里の長城で龍虎王と闘った偃師が操る7体の妖機人の1体。カマキリの上半身と鎌、ハチの下半身と羽を合成した様な姿の昆虫。モチーフは『山海経』の第五巻 中山経で放皋の山に住むとされている、分かれた尾と反りかえった舌を持ち、よく叫ぶされる同名の蜂から。 従従(ジュウジュウ) 万里の長城で龍虎王と闘った偃師が操る7体の妖機人の1体。前3本、後ろ3本の計6本足の狼。モチーフは『山海経』の第四巻 東山経でジュン状の山に住むとされている、六本足の同名の犬から。 豪デイ 万里の長城で龍虎王と闘った偃師が操る7体の妖機人の1体。猪にハリネズミを足したような姿をしている。モチーフは『山海経』の第二巻 西山経で竹山に住むとされている豚に似た同名のヤマアラシから。 シュ 万里の長城で龍虎王と闘った偃師が操る7体の妖機人の1体。ワシ型で尾羽がなく代わりに大砲が生え、足が人間の手になりクチバシの中に逆さまの人の顔がある。モチーフは『山海経』の第一巻 南山経でク山に住むとされている同名の鳥から。 ジョウヨウ 万里の長城で龍虎王と闘った偃師が操る7体の妖機人の1体。体に沿って宝玉が並べられ埋め込まれトビウオのようなヒレが生えた蛇。モチーフは『山海経』の第四巻 東山経で独山の近く、ベンの川に住むとされている、魚のヒレが生えている同名の黄蛇から ゼン遺 万里の長城で龍虎王と闘った偃師が操る7体の妖機人の1体。モチーフは『山海経』の第二巻 西山経で英テイの山の近く、陵羊の沢に住むとされている魚の体に六本の足、蛇の首に馬の耳のような目をしたゼン遺魚から。 鮫人 飛麗を迎えるため停泊していた魁龍を襲った水中用妖機人。名前通りの鮫人間の姿をしており下あごの裏に人の顔がある。
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