妖怪の一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/28 04:51 UTC 版)
「百鬼夜行絵巻 (松井文庫)」の記事における「妖怪の一覧」の解説
いずれも掲載されているのは名前と絵のみであり、解説文は一切ないため、どのような妖怪を描いたのかについては想像や推測の域を出ない。本作品に収録されている妖怪を掲載順に示すと次のとおりである。 黒坊、幽霊、逆髪(さかがみ)、にがわらい、猫また、あすこここ、川太郎、赤入道(あかにゅうどう)、毛一杯、馬鹿(うましか)、いそがし、雪女、わゐら(わいら)、土蜘蛛、一目坊(ひとつめぼう)、元興寺、どうもこうも、(名称無し)、じゅうじゅう坊、五体面、姑獲鳥、幽谷響、後眼(うしろめ)、ぶかっこう、撫坐頭(なでざとう)、ぬらりひょん、山姥、大ふき、黄粉坊(きなこぼう)、青女坊、ぬっぺらぽう、覘坊(のぞきぼう)、白うかり、山親父(やまおやじ)、胴面(どうのつら)、いが坊、濡女、二本足、赤がしら、白子ぞう、赤舌、うわんうわん、犬がみ、ひょうすべり、野狐(やこ)、金槌坊、べか太郎、(名称無し)、山童、ぶらり火、横目五郎(よこめごろう)、山あらし、天狗裸子(てんぐのはだかご)、海坐頭、牛鬼、窮奇(かまいたち)、手目坊主(てめぼうず)、狸の腹鼓。 本作品のうち、『百怪図巻』などの系列と考えられる妖怪絵巻で描かれる例がない、おもな妖怪についての画像を列挙する。「手目坊主」は絵巻物には見られない例ではあるが、鳥山石燕『画図百鬼夜行』に描かれている「手の目」が参照されていると考えられる。 にがわらい あすこここ 馬鹿 一目坊 いそがし どうもこうも 五体面 ぶかっこう 後眼 撫坐頭 青女坊 白うかり 胴面 いが坊 二本足 赤がしら 金槌坊 べか太郎 山あらし 海坐頭 手目坊主 黒坊は、通常の妖怪絵巻では塗仏という名称で描かれる。このような例は他の図鑑様式の妖怪絵巻にも見られるが、描かれている絵はそれぞれほぼ同じ特徴を備えており、その理由は明確ではない。 黒坊
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