女流プロ入りまで
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兄と姉(香奈)の影響を受けて将棋を始める。 2010年、第4期マイナビ女子オープンでチャレンジマッチを突破して予選進出を果たす。2011年8月21日の第3回中学生女子名人戦では3位となった。 2012年7月に関西研修会に入会しE1からスタート。しかし、入会後すぐ壁に当たり、全然勝てないまま半年が過ぎ、落ち込んだ末に一度研修会と決別した。高校2年になって将棋以外の進路を探したが、どれもしっくりこず、自分には将棋しかないのかなと両親に言ったとき、研修会退会ではなくこっそりと休会にしておいたから復帰は可能だと言われ、約1年のブランクを経て復帰した。 2015年度、第9期マイナビ女子オープンのチャレンジマッチで野田澤彩乃から2勝を挙げる快挙。5期ぶりの予選進出も果たし、8月1日の1回戦では相川春香に勝利。同日の2回戦では室谷由紀に敗れ、惜しくも本選出場はならなかった。もし本選出場を果たしていれば、関西研修会C1昇格を果たした時点で即女流2級(正式な女流棋士)になれることとなっていた。 2016年2月14日、関西研修会の例会1局目に勝ち、直近12局の成績を9勝3敗としてC1昇格となり、19歳で女流棋士3級の資格を取得。資格申請書提出をもって、2016年2月22日付で女流3級となり、2年間で女流2級に昇級すると正式に女流棋士と認定されることとなった。 詳細は「女流棋士 (将棋)#女流棋士になる条件」を参照 女流3級になってからの初対局は3月23日の第24期倉敷藤花戦1回戦で、室田伊緒に敗れて黒星スタートとなった。しかし、2016年4月27日、第38期女流王将戦の予選で船戸陽子、室田伊緒、竹部さゆりに3連勝して本戦トーナメント入りを果たし、女流1級昇級の条件を満たしたため、規定により同日付で女流2級に昇級し、正式な女流棋士となった。本戦トーナメント1回戦で、95手にて小野ゆかりアマに敗れた。
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女流プロ入りまで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 15:09 UTC 版)
小学5年のとき、弟が始めた影響を受けて将棋を始める。弟は、元・奨励会初段。 2010年、全国高等学校将棋選手権大会女子個人戦準優勝。同年、マイナビオープンに出場し、チャレンジマッチを勝ち抜いたが、予選1回戦で中井広恵に敗れた。 2013年7月に関西研修会へD2入会。2014年7月27日行われた7月第2例会で1勝し、通算9勝3敗でC1に昇級した。この結果「女流3級」となる権利を得た。2014年10月1日付で女流棋士3級となった。2年以内に女流2級に昇級すると正式な女流棋士となる。 詳細は「女流棋士 (将棋)#女流3級から女流2級への昇級」を参照 女流3級になってから1年目は、大学との両立に加えて寮の運営を担い将棋に時間が割けなかったこともあって思うように勝てない状態が続く。 2016年3月から、関西将棋会館に近い大阪で一人暮らしを始め、将棋会館の棋士室に毎日通い詰めると、次第に調子が上がった。2016年4月21日、第38期女流王将戦の予選で中澤沙耶と和田あきに連勝して本戦入りを果たし、「女流棋士昇段級規定」の女流1級に該当したため、同日付で女流2級に昇級し、正式な女流棋士となった。
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