女流タイトル戦創設の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 09:29 UTC 版)
「棋戦 (将棋)」の記事における「女流タイトル戦創設の歴史」の解説
1974年度(昭和49年度)、女流棋士制度の発足とともに報知新聞主催で「女流名人位戦(現:岡田美術館杯女流名人戦)」が創設された。 1978年度(昭和53年度)、2つ目のタイトル戦である「女流王将戦」が将棋マガジン主催で創設。第1期の番勝負は1979年度の4月に開催。2008年度で一旦休止となるが翌年から霧島酒造杯女流王将戦として再開した。 1989年度(平成元年度)、三社連合主催で王位戦の姉妹棋戦として11年ぶりに3つ目のタイトル戦である「女流王位戦」が創設。第1期の番勝負は1990年度の4月に開催。 1993年度(平成5年度)、大山康晴十五世名人の出身地である倉敷市、山陽新聞などの主催で「大山名人杯倉敷藤花戦」が創設。地方自治体が主催者となるのは史上初。 2007年度(平成19年度)、1987年度より行われていた週刊将棋主催のレディースオープントーナメント(女流一般棋戦)を発展的解消をして、新たに「マイナビ女子オープン」を創設、女流タイトル戦として格上げされた。番勝負は2008年度の4月に開催。 2011年度(平成23年度)、引退者・奨励会員を含めた史上初の完全オープン棋戦としてリコー主催で「リコー杯女流王座戦」が創設された。 2019年度(平成31年度)、棋聖戦の特別協賛でもあるヒューリックが主催となって、賞金額トップの「ヒューリック杯清麗戦」が創設された。 2020年度(令和2年度)、清麗戦の主催がヒューリックから大成建設に交代し「大成建設杯清麗戦」に名称変更。またヒューリックが主催となり、賞金額トップの女流棋戦となる「ヒューリック杯 白玲戦・女流順位戦」を創設。 2020年現在、女流タイトル戦の数は8つである。なお、男性棋戦と異なり、女流棋戦は白玲戦以外の序列はないが、一覧表記する際は便宜的に優勝賞金の順に並べる。
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