女子学生との事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 10:11 UTC 版)
クックとエイドは、チョが異なる2名の女子学生を巻き込んだ事件に関与していると述べた。その結果チョはバージニア工科大学の大学警察(英語版)に口頭で注意を受けたという。2人の学生はチョが彼女らをストーキングしていると感じていたが、告発することはなかった。クックによれば、「クエスチョン・マーク」はチョが女子とネットで話す際の別名であった。クックはチョが彼に携帯で電話をかける際にもクエスチョン・マークの別名を用いていたと話している。クックとエイドは少なくとも2度、チョのネットでの振る舞いに対する女子らの苦情についての捜査のために、警察が彼らの部屋に来たと述べた。クックによれば、警察の訪問の内1度は、チョの女子学生への嫌がらせと、チョがネット上で自殺について話したことによるもので、警察は夜中にチョやクックの部屋のドアをドンドン叩いてやってきたという。 そのように主張される事件の1件目は2005年の11月27日に発生した。女子学生は大学警察を呼び、チョが彼女に迷惑なメッセージを送っており、そして、予告なしに彼女の部屋を訪れたことを話した。2人の制服を着た大学警察の警察官は、その夜遅くに寄宿舎のチョの部屋を訪れ、その学生に二度と接触しないように警告した。チョはその指示に従ったという。 主張される2件目の事件は2005年の12月13日に表面化した。その日より以前、チョはクックの友人にAOL Instant Messenger (AIM) を経由して連絡を取り、彼女のドアボードにシェイクスピアの戯曲であるロミオとジュリエットの1節を書いていた。その若い女性は、彼女がクックからAIMで連絡を受け、クックがチョの以前のストーキング事件やチョが統合失調症かもしれないと話すまで、そのドアボードの引用やチョからのAIMのメッセージについて懸念していなかった。その若い女性は大学警察に連絡し、警察はそれ以上の望まれていない接触について再度警告した。 同日遅く、チョはクックにEメールを送り、「私は今すぐ自殺したほうがよさそうだ。」と語った。チョの自殺念慮を危惧して、クックは彼の父親に助言を求めて連絡した。両者は大学当局に連絡した。大学警察は寄宿舎に戻り、大学の位置するブラックスバーグのバージニア州精神保健機関であるニュー・リバー・バレー・コミュニティ・サービス局(New River Valley Community Services Board)にチョを護送した。
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