女叙位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/11 14:28 UTC 版)
女叙位(おんなじょい、にょじょい)は、日本の朝廷で行われた、女性に五位以上の位階を授けた儀式である。平安時代初期、男女同日に行われた叙位から、女性への叙位が分離したことで始まった[1][2]。女叙位は分離後、正月八日が式日となったが、その後は隔年の実施となり、式日も不定となった。15世紀の中頃に一度途絶えたが、近世に入った後、桜町天皇によって再興された[3]。
- ^ a b c d e f g h 黒板伸夫 1980, p. 986.
- ^ 岡村幸子 1993, p. 20.
- ^ a b c 石田俊 2021, pp. 142–144.
- ^ a b 岡村幸子 1993, p. 22.
- ^ 岡村幸子 1993, pp. 22–33.
- ^ 伊集院葉子 2014, pp. 87–88.
- ^ 伊集院2014,pp. 87,88
- ^ 岡村幸子 1993, pp. 20–22.
- ^ a b 金井静香 2016, p. 116.
- ^ a b 中原俊章 2001, pp. 21–22.
- ^ 岡村幸子 1993, p. 28.
- ^ 岡村幸子 1993, pp. 24–27.
- ^ a b c 岡村幸子 1993, pp. 28–29.
- ^ 岡村幸子 1993, p. 23.
- ^ 岡村幸子 1993, p. 24.
- ^ 『古事類苑』「政治部二十五上編叙位」、1479頁
- ^ “国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2023年3月7日閲覧。
- ^ 中原俊章 2001, p. 21.
- ^ 中原俊章 2001, pp. 22–24.
- ^ 土田直鎮『日本の歴史5 王朝の貴族』改版、中央公論社、2004年、133頁、初出1973年
- ^ 金井静香 2016, pp. 108–109.
- ^ 中原俊章 2001, p. 22.
- ^ 金井静香 2016, p. 108.
- ^ 京の女性史研究会編1995,p. 130
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