奥義「天空」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 14:52 UTC 版)
「アイク (ファイアーエムブレム)」の記事における「奥義「天空」」の解説
『蒼炎』『暁』両作で習得するアイク専用奥義スキル。剣を敵へ指してから頭上高く廻し投げ、続け様に跳んで剣を掴み、到達点より敵に向かいながら回転して斬り下ろし、着地後透かさずバック転のように斬り上げる二連続攻撃。動作はゲームボーイアドバンスで発売されたシリーズ過去作における、勇者クラスの必殺攻撃と似る。アイクの必殺攻撃モーション各種にも斬り下ろしと斬り上げそれぞれに近いものがある。マップ上の簡易戦闘アニメでは動作が異なり、剣は投げずに跳躍と共に斬り上げ、その流れで滞空中左向きに一回転した後、着地と同時に斬り下ろしを放つという、ほぼ逆の構成になっている。日本国外版での名称は「Aether」。 『蒼炎』では第18章で自動的に上級職のロードにクラスチェンジし、その上で任意にアイテム「奥義の書」を消費することで習得可能。技の数値を発動率とし、与ダメージ分自分のHPを回復する「太陽」を繰り出した後、すぐさま敵の守備を半減する「月光」の奥義を融合した2回攻撃を行う。このスキルの後、速度差による追撃も可能なため、実質「太陽」「月光」「連続」の3つを内包した最強の奥義である。間接攻撃では発動しない。通常戦闘も然ることながら、制限5ターン内に雌雄を決しなければならない漆黒の騎士、能力値の強大さから戦闘が長期化するアシュナードといったラストボス級の敵将にも有効打となる。尚、第13章「風は導く」が最速の奥義の書の入手タイミングだが、アイクは18章にならないと上級職にならないため、最速で入手してもしばらくお預けとなる。 『暁』では第四部序章「我が名は混沌」で最上級職の神将へクラスチェンジする際自動的に習得。技÷2(+バイオリズム補正)の数値を発動率とする。「太陽」に相当する部分の性能は前作と変わらないが、「月光」が敵の守備を無効とする効果になり与ダメージが増えている。しかし、アイク自体の技パラメータ上限が増えても発動率は概算的に下回り、また、第四部終章の敵将は漆黒の騎士が「見切り」、爾後は全員「見切り」効果を内包したスキル「女神の加護」を持つという点から、『蒼炎』ほどの猛威は振るえない。
※この「奥義「天空」」の解説は、「アイク (ファイアーエムブレム)」の解説の一部です。
「奥義「天空」」を含む「アイク (ファイアーエムブレム)」の記事については、「アイク (ファイアーエムブレム)」の概要を参照ください。
- 奥義「天空」のページへのリンク