奉仕活動等
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1991年(平成3年)6月雲仙・普賢岳噴火。長崎県鍼灸師会は、日本赤十字社長崎県支部の要請により、赤十字活動(被災者に対する鍼治療)を実施し、献身的な奉仕活動を行い協力した。 1995年(平成7年)1月17日、阪神・淡路大震災。会員の中には死亡、家屋の全壊等もある中、日本鍼灸師会では会員から兵庫県鍼灸師会へ見舞金を贈り、兵庫県鍼灸師会の20名以上の会員が被災者に対してボランティア活動を始め、2月から大阪府鍼灸師会等、近畿ブロックの各師会も参加した。 1998年(平成10年)、長野県鍼灸師会は冬季オリンピックに16日間、会場が近い会員の鍼灸院を借り、250人を超える各国の選手・コーチに鍼治療のボランティアを行った。治療を受けた選手の中には、女子スピードスケート1,000m、及び1,500mで金メダルを射止めたオランダのマリアンチメルなど多数のメダリストがおり、評判を聞きつけた選手やコーチ、それにトレーナーからも鍼治療の希望が多く評判を博した。これらの鍼治療によるボランティア活動の様子は、国際的にはBBC放送をはじめ、P通信、共同通信、カナダ国営放送で報道され、国内では、NHK全国放送、おはよう日本で2回、ローカル放送ではNHK、テレビ朝日、信濃毎日新聞等で報道され灸の紹介に役立った。
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