奉仕区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 09:00 UTC 版)
明治時代以前に「磯部七郷」、後に「磯部九郷」と呼ばれた以下の9地区(いずれも志摩市磯部町内)が、以下の並び順に7年に1度祭りを担当する。2011年(平成23年)は下之郷区が務めた。2020年(令和2年)は迫間区が担当する予定であったが、新型コロナウイルス感染症の影響で神事を中止したため、2021年(令和3年)にずれ込んだ。おおむね旧磯部村の領域に一致するが、坂崎・飯浜は奉仕区に含まれない。 五知・上之郷区* 山田・沓掛区* 下之郷区 穴川区 迫間区 築地区 恵利原区 *は2地区合同で行う。 上之郷に残る『年中行事覚書』には、江戸時代の奉仕区について以下のように記している。 一、子、辰、申ハ下之郷村。一、丑、巳、酉ハ築地村、迫間村、穴川村。一、寅、午、戌ハ恵利原村。一、卯、未、亥は五知村・上之郷村、沓掛村・山田村。 すなわち、下之郷と恵利原は4年ごと、五知・上之郷と沓掛・山田は8年ごと、築地、迫間、穴川は12年ごとに担当が回ってくるようになっており、地区により担当回数に大きな差があった。
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