大麻取締り一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 03:14 UTC 版)
1948年に大麻取締法を制定し、1960年代には国連の報告書は日本の大麻犯罪は一般に外国人であり、外国の船員と兵士の逮捕が増加しているとしている。その後、1970年代には芸能人の逮捕も相次ぎ日本人の例も増加した。 薬物事犯の件数と人数大麻覚せい剤向精神薬あへん平成15年2,772件(2,032人) 20,129件(14,624人) 952件(465人) 84件(50人) 平成16年3,018件(2,209人) 17,699件(12,220人) 1,156件(560人) 80件(59人) 平成17年2,831件(1,941人) 19,999件(13,346人) 1,154件(504人) 31件(12人) 平成18年3,252件(2,288人) 17,226件(11,606人) 1,133件(519人) 50件(27人) 平成19年3,282件(2,271人) 16,929件(12,009人) 1,088件(469人) 57件(41人) 平成20年3,832件(2,778人) 15,840件(11,041人) 1,106件(493人) 19件(14人) 平成23年2,287件(1,648人) 16,800件(11,852人) 564件(256人) 16件(12人) 平成25年2,086件(1,555人) 15,232件(10,909人) 862件(478人) 11件(9人) 平成27年2,771件(2,101人) 15,980件(11,022人) 706件(398人) 6件(3人) 大学生が大麻を所持して逮捕される例が相次ぎ、2008年には年間で2,778人が検挙され、その90.6%が初犯であった。 相撲界の大麻連鎖逮捕事件 大相撲界においては2008年8月にロシア出身の若ノ鵬が大麻所持で逮捕され、9月には麻薬の簡易検査(陽性閾値50ng/ml)で同じロシア出身の露鵬、白露山の2人と日本人力士の1人から大麻の疑陽性反応が出た。露鵬と白露山は精密検査(陽性閾値15ng/ml)においても陽性反応が出たため、解雇処分となった。日本人力士は3回目の簡易検査において陰性反応が出たため、その検体(尿)や検査結果などの資料を破棄。精密検査を受けることはなく、処分はなかった。これらのことを受け、日本相撲協会では薬物検査により、大麻陽性の力士は解雇処分にする方針をとっている。これに対して、検査方法の不備と受動喫煙や飲食物に混入されて無意識に摂取してしまった場合などに不考慮であるとして、この動きを懸念する意見もある。2009年1月には若麒麟が知人と共に逮捕された。
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