大阪セルロイド会館
名称: | 大阪セルロイド会館 |
ふりがな: | おおさかせるろいどかいかん |
登録番号: | 27 - 0163 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 鉄筋コンクリート造3階建、建築面積313㎡ |
時代区分: | 昭和前 |
年代: | 昭和6/昭和12移築 |
代表都道府県: | 大阪府 |
所在地: | 大阪府大阪市東成区大今里西2-5-12 |
登録基準: | 造形の規範となっているもの |
備考(調査): | 『大阪の歴史と文化財第7号』(大阪市文化財協会 2001) |
施工者: | |
解説文: | L型平面の北半部に南側を増築。表現派風の卵頭形断面の列柱を配した北東面と,町家風の窓と庇の意匠をとる南東面は時代差を反映して対照的であるが,1階の庇,2階のアーチ窓,3階の軒のスペイン瓦とが統一的な一体感ある表情をつくりだしている。 |
大阪セルロイド会館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/07 02:46 UTC 版)
大阪セルロイド会館 | |
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![]() 外観 (2023年11月) |
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情報 | |
用途 | テナントビル |
設計者 | 西田勇 |
構造形式 | 鉄筋コンクリート |
建築面積 | 313 m² |
所在地 | 〒537-0014 大阪府大阪市東成区大今里西2-5-12 |
座標 | 北緯34度40分11.0秒 東経135度32分24.1秒 / 北緯34.669722度 東経135.540028度座標: 北緯34度40分11.0秒 東経135度32分24.1秒 / 北緯34.669722度 東経135.540028度 |
文化財 | 登録有形文化財 |
指定・登録等日 | 2001年11月20日 |
大阪セルロイド会館(おおさかセルロイドかいかん)は、大阪府大阪市東成区大今里西に所在する歴史的建築物、テナントビル。国の登録有形文化財[1]となっている。
概要
昭和初期、隆盛を極めたセルロイド(プラスチック)の主流であったセルロイド櫛同業組合活動の場として「櫛会館」を名付けられた。この建物はテナントビルとして活用しており、眼鏡、スキー、プラスチック資材といったセルロイドと関係のある組合、連盟の事務所が入居している。1階にはセルロイド展示室がある。
建築
1931年 (昭和6年) に建築され、1937年に増築された。鉄筋コンクリート造3階建て。建築面積313平方メートル。設計者は西田勇。L型平面の北半部に南側を増築。表現派風の卵頭形断面の列柱を配した北東面と、町家風の窓と庇の意匠をとる南東面は時代差を反映して対照的。1階の庇、2階の半円形アーチ窓、3階の軒のスペイン瓦が特徴。
現地情報
住所
- 大阪府大阪市東成区大今里西2-5-12
交通アクセス
- Osaka Metro今里筋線, 千日前線 今里駅より徒歩5分
脚注
関連項目
外部リンク
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