大邱神社とは? わかりやすく解説

大邱神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/07 06:55 UTC 版)

大邱神社
所在地 大日本帝国朝鮮慶尚北道大邱府城西町
主祭神 天照大神
国魂大神
社格 国幣小社
創建 1916年大正5年)
例祭 10月15日
テンプレートを表示

大邱神社(たいきゅうじんじゃ)は、朝鮮慶尚北道大邱府(現・大韓民国大邱広域市)にあった神社である。旧社格国幣小社

祭神は主神が天照大神国魂大神で、ほかに素盞鳴尊が配祀されていた。

歴史

1906年明治39年)11月3日、府内の達城山に神殿を造営し皇大神宮の遙拝所とした[1][2]

1913年大正2年)、大邱神社と改称し[1]1915年(大正4年)に神殿を改築するとともに参殿を新築して神社創立を出願し[1]、神社寺院規則(大正4年朝鮮総督府令第82号)に基づいて、1916年(大正5年)4月22日、天照大神を祭神とする大邱神社の創立が許可された[1][3]

1936年(昭和11年)8月11日、道供進社(道より神饌幣帛料を供進すべき神社)に指定された[4]。同年12月7日には国魂大神の増祀が許可され[1]1937年(昭和12年)5月15日、国幣小社に列格された[1][5]

日本第二次世界大戦敗戦に伴い、1945年(昭和20年)11月17日に廃止された[6]

脚注

  1. ^ a b c d e f 「神社明細帳(大邱神社)」 JACAR(アジア歴史資料センター) Ref.B02031402700 (外務省外交史料館)
  2. ^ 「大邱神社寺院教会」 『慶北要覧』(大邱新聞社、1910年)
  3. ^ 「神社創立許可」 朝鮮総督府官報第1116号(大正5年4月26日) 390頁
  4. ^ 朝鮮総督府告示第440号 朝鮮総督府官報第2874号(昭和11年8月11日) 83頁
  5. ^ 朝鮮総督府告示第316号 朝鮮総督府官報号外(昭和12年5月15日) 1頁
  6. ^ 内務省告示第264号 官報第5660号(昭和20年11月22日) 1頁




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大邱神社」の関連用語

大邱神社のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大邱神社のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大邱神社 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS