大木娘413【オオキムスメ413】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10362号 |
登録年月日 | 2002年 6月 20日 | |
農林水産植物の種類 | ぶなしめじ | |
登録品種の名称及びその読み | 大木娘413 よみ:オオキムスメ413 |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 大木町 | |
品種登録者の住所 | 福岡県三瀦郡大木町大字八町牟田255番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 北島良信、田中稔廣、田中秀和 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者の保存菌株どうしを交配して育成されたものであり、菌さん中央部が灰黄色で、菌柄の形が細長の施設栽培向きの品種である。菌糸の最適生長温度は25℃、菌糸密度は普通である。種菌接種から菌かきまでの培養期間は81~90日、菌かき後の最適温度における子実体収穫までの期間は20~25日、芽出し最適温度は11~14℃、子実体の成長最適温度は12~14℃である。子実体の発生型は株状型、収量は81~100g/瓶、有効茎本数は41本以上である。菌さんの大きさは極小、断面は丸山形、中央部は灰黄色、周縁部は淡黄色、肉の厚さはかなり薄、肉質は軟、斑紋の多少は少、大小は小、分布の状態は中央部、明瞭度は不明瞭である。菌しゅうの色は白、並び方は正常、幅及び密度は普通である。菌柄の長さは極長、菌さんへのつき方は中心生、形は細長、菌傘の直径と菌柄の長さとの比率は2.1以上、肉質は軟である。「福岡林試M-2号」及び「宝の華M-8171」と比較して、菌さん中央部が灰黄色であること、菌さんの肉が薄いこと等で区別性が認められる。なお、「福岡林試M-2号」及び「宝の華M-8171」との対峙培養において、明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に育成者の施設(福岡県三潴郡大木町)において、育成者の保存菌株どうしを交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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