大学設置基準の大綱化とは? わかりやすく解説

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大学設置基準の大綱化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/25 04:15 UTC 版)

大学設置基準の大綱化(だいがくせっちきじゅんのたいこうか)とは、日本1991年(平成3年)におこなわれた大学設置基準等の改正を指す。これにより文部省大学に対する規制が緩和された。


  1. ^ 新制大学設置の際に旧制専門学校等から昇格した大学の学部名称(教育、外国語、芸術、家政、水産、獣医等)は「その他学部」の範疇に含まれていた。
  2. ^ これらの学部のパイオニアである慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の総合政策学部と環境情報学部の設置は、大綱化以前の1990年(平成2年)であるが、SFCの構想は、大綱化を先取りしたものである。
  3. ^ 吉田文「 教養部の形成と解体」(国立学校財務センター研究報告 第6号「国立大学の構造分化と地域交流」第1部第3章)、平成14年3月
  4. ^ 例えば、有本章編「大綱化以降の学士課程カリキュラム改革」広島大学高等教育研究開発センター、平成16年


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大学設置基準の大綱化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 00:12 UTC 版)

教養課程と専門課程」の記事における「大学設置基準の大綱化」の解説

1974年広島大学教養部総合科学部改組したのを皮切りに大学設置基準大綱化した1991年平成3年以降教養部所属教養課程担当教員を他の学部移動したり、独立した教養部4年制学部改組したりする事例増加した。これによって昨今では、教養課程と専門課程をはっきりと区分している大学が減る傾向にある。代わって、一般教育科目専門教育科目在学中にいつでも履修できるようにした、いわゆるくさび形教育課程(四年一貫もしくは六年一貫教育課程とも言う)が増えつつある。 例えば、文学関係の教員文学部へ、憲法担当していた教員法学部へ、物理化学担当する教員理学部移籍したまた、言語文化学部総合人間学部などのような独立した部署改組した。多く大学では旧教課程を共通教育などといった名称に変え必要な単位数を縮減した上で存続させている。そして、専門科目の履修半年から1年程度前倒し行われるようになったこれに伴い研究室配属などの時期4年次から3年次へと前倒しになる大学学部増えた

※この「大学設置基準の大綱化」の解説は、「教養課程と専門課程」の解説の一部です。
「大学設置基準の大綱化」を含む「教養課程と専門課程」の記事については、「教養課程と専門課程」の概要を参照ください。

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