大内版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/31 08:00 UTC 版)
山口では大内版と呼ばれる出版事業が盛んに行われた。京の戦乱から逃れ歌道・有職・管紘・郢曲・装束・儒学などを学ぶために訪れる僧、学者、公家が多かった。しかし、翻訳本の出版や明、朝鮮から漢籍を取り寄せる唐本屋なども存在していたこと、また遣明船や私貿易が活発だった為に海外から移住して来る者も多く国際色も豊かであり京風文化とは異なる面もみられる。大内氏館には山口殿中文庫(大内文庫)と呼ばれる書庫があり国内外の書籍が集められていた。 蔵乗法数(大内盛見) 拾塵和歌集(大内政弘) 聚分韻略(大内政弘) 大内問答(大内義興) 大内版三重韻(大内義隆) 法蓮華経板木(氷上山興隆寺)
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